使い勝手で言えばやっぱりアナログ!モダンデザインにレトロなベル音が心地良い、ステンレスをワイポイント使ったキッチンタイマー|ZACK 20577 CONTE

ZACKには以前、アナログキッチンタイマーとしては20575 VEGLIAというオールステンレスの名品がありましたが、これが2011年に廃番となった後は後継モデルがなかなか出てこず、キッチンタイマーとしては20650 SAVIOというデジタル式のタイプがラインナンプされているのみでした。

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20577 CONTE キッチンタイマー |BESIGN SHOP
18/10ステンレス製
H4.5cm, D9cm 200g
デザイナー:ハイコ・リンケ(ドイツ)
販売価格 6,800円(税抜)

2013年秋にフランスはパリで行われたメゾン・エ・オブジェで発表されたこのCONTEはその後継となった、久々のアナログタイプのキッチンタイマーです。
ZACKはオールステンレスのデザインが持ち味ですが、ステイショナリーやバスルームアイテムでラバーやプラスチック素材を使用する際には、結構ブラック&シルバーの色使いをすることがあるのですが、これは、おそらく初めてという感じでレッドをワンポイント使用した、とても珍しいアイテムです。印象がだいぶ違いますね。

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台座部はブラックのABSを使いましたが、ブランドロゴはワンポイント、あえてステンレスにするところなどは、ビジュアルとしてだけでなく、ブランドとしてのスローガンを無言で表現しているいいアイデアだと思います。
こういうところはさすがなんですよね、ヨーロッパの企業って。

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タイマーのツマミはプラスチック製で、表面部分のみステンレス製のカバーをつけてあります。ここにステンレスを使う意味としては、ステンレス製ハウスウェアメーカーの矜持としての意匠と、手で触れるという意味での機能性はこれで十分、それよりも素材コストを下げて、買いやすい価格で、という意図なのでしょう。

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ムーブメントはスチール製で非常にシンプル。まあZACKは時計メーカーというわけではないので、ここはなんの変哲もないというよりも、ちょっと調子が悪くなっても、自分で直せそうなほどのシンプルさです。(笑)
音も、昔懐かしジリリリリという感じで、見た目のモダンさとのギャップ萌えに悶え苦しむ、ということもないと思いますが、耳に優しいいい音です。

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ステンレス素材のパーツは少ないながらも、いつもの薄包紙にてくるまれて、箱の中にインされています。化粧箱のデザインもそうですが、ZACKはそもそもヨーロッパなどではギフト需要に強く、このままリボンくらいかけてプレゼントできちゃいますよね。

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実際のところ、料理をするのにコンマ何秒とか必要ないわけですし、ちょっと濡れた手などでも、くるっと捻れて、およそ5分とか計れる方が、現場の利便性としては優れているわけで、おまけにカワイイとくれば、こっちのアナログのキッチンタイマーの方が選択としてはいいんじゃないかな?と思うわけです。

20577 CONTE キッチンタイマー |BESIGN SHOP
18/10ステンレス製
H4.5cm, D9cm 200g 
デザイナー:ハイコ・リンケ(ドイツ)
販売価格 6,800円(税抜)

とは言うものの、デジタルタイプもあります(^^;

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20650 SAVIO デジタルキッチンタイマー |BESIGN SHOP
18/10ステンレス製
6.6×8.3cm-115g
デザイナー:ハイコ・リンケ(ドイツ)
販売価格 5900円(税抜)

以上、よろしくお願いいたします。

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